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人が生きるってどういうことなのか。その答え。

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映画【サロゲート

冒頭、非常にてきぱきとしたセットアップ。

近未来。人間の完全なコピーロボットみたいなのができて、かわりになんでもやってくれてらくちんらくちんな社会になったんだってさ。すげーうらやましいですね。ユートピア。とみせかけて、どうせ逆なんだろうけど、お約束。じゃなきゃ娯楽映画にならないから……。

 

サロゲート(surrogate)」って「代理人」っていう意味だそうですね。めずらしくがんばって調べました!(それふつうだから……)

 

あと最初のセットアップのシーンで、日本のどこかの教授が一瞬だけ出てきます。たぶん本人です。名前は忘れました。ていうか知りません。なんか人間に近いロボットを開発するのに精進してる人で、その手の話題には必ずといっていいほど登場するかたです。不気味なロボット作ってる人です。それはどうでもいいですけど。

 

暴言的な悪態をつくブルース・パゲ・ウィリス。

ひさびさにかっこいいなあとおもいました。

 

こういう設定だと、もしやこれはフィリップ・K・ディック的なねじれた展開が待っているのでは!? と大いに期待。

あらわになるシステムの欠陥。

事件に翻弄される捜査官。

理想の世界に疑問を呈する反乱分子。

と、まあ、そろうものはそろってるわけです。

そうでなきゃ、コンフリクトがうまれないですからね。

サブストーリー(?)として、みながサロゲートという仮面をかぶって生きていることに、どことなく悲しみをかんじる主人公なんてのもあるわけです。夫婦でさえサロゲート同士でしか、顔を合わせることがないとか……。

人間が生きるということはどういうことなのか?

というテーマですね。

 

SFってSF的な仕掛けやガジェットに目がいきがちだけど、よくできたSFはそれを利用して、人間とか人生とか世界とかを考えさせてくれるようなところがあるので、おもしろいんです。最後には世界が大きく変わるという。

その設定でなければ描けないものを描けていれば最高です。

 

場合によっては、本人とサロゲートが、ぜんぜんべつの姿である可能性もある(もちろんアンチエイジングもばっちりだし、乗っ取りも可能)という設定が随所で活かされているのも、そこそこよかった。

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