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潜入刑事のおっぱい

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潜入刑事は殺し屋を追って、ゴーストタウンに迷い込んでしまった。ひとけのない夜の街。空気は冷え冷えとしている。人っ子ひとりいやしない。こんな場所では目撃者を見つけることさえ困難だ。うまいところへ逃げこんだものだ。刑事は敵の頭の良さになかば感心しつつも、いらだっていた。

 

ビルの谷間で物音がした。刑事は足を止め、細い路地の奥に目をこらす。がらくたやゴミが散乱した薄汚れた路地だ。他に手がかりはない。刑事はその路地へ足を踏み入れた。ピストルを構え、用心を怠らない。

 

慎重に足を運ぶと、路地は行き止まりになっていた。三方が高い塀に囲まれ、どこにも抜け道はない。むろんドアもなければ、ジャンプして跳びこえられるような低い塀でもない。空き缶が転がる音に、刑事はふりむき、とっさに銃口を向けた。猫だった。野良猫。がさついた毛の黒猫だ。さっきの物音もこいつの仕業だったらしい。刑事はため息を漏らし、拳銃をおろした。とその時、背後から——。

 

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背後