読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

孤島に漂流したやたらとテンションが高いジョンレノンの夢 no.9

f:id:animal3:20160614133103p:plain

「やっほおおおおおおおおお!」

ジョン・レノンは孤島に漂着し、よろこびの声をあげた。もちろんあの有名なジョン・レノンだ。2015年、ジョン・レノンは生きていたのだ。

 

当然のことながら、漂着したのは彼ひとり。糞うぜーオノ・ヨーコとか、ヨーコーにえこひいきされているショーンとか、ヨーコに疎まれ気味でかわいそうなジュリアンもいない。完全な自由だ。

 

「やっほおおおおおおおおお!」

ジョン・レノンが孤島を探検していたら、大河に突き当たった。きれいに輝く水。これなら飲み水にも困らないし、見るからにうまそうな魚たちも、うようよ泳いでいる。生活に困ることはなさそうだ。

 

「やっほおおおおおおおおお!」

と三度叫び、ジョン・レノンは、はっとした。自分の歓喜の声。その「お」の数。どれもこれも「お」が9個ある。彼の頭はにわかに混乱した。目の前の景色がぐるぐると渦巻いた。

 

「これは、現実なのか!?」

彼の頭の中にある数字。「9」。ナンバーナインドリーム。ドリーム。ドリーム。夢。これは——現実ではない。ダコタハウスの壁面が横目に映る。そう、これは凶弾に倒れ、薄れつつある意識の中で見ている夢と幻視にすぎなかったのだ。ホワイト。

WHITE ALBUM

WHITE ALBUM

 

John Lennon Signature Box

 

 もうちょっと安くてもいいんじゃないだろうか。