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ラプンツェルは髪が短いほうが1000倍かわいい法則を発見した!

 

映画「塔の上のラプンツェル」みたよ。

おれはミュージカルが嫌いなんだよw

というのはとりあえず我慢して。

だいぶ

あざとい

かわいこぶりすぎ

「抑圧された娘」というモチーフは

最近の「大人の女性」にも人気がありそうですね!

「母親がきちんとあたしを愛して育ててくれなかったから不幸になった」みたいな感じでメンヘル科に相談しに来る人がやたら増えているとか、いつかどっかで聴いたことがあります。それも40歳ぐらいの人がw(むしろポジションや性格的には「悪い魔女」のほうにはるかに近いのになwww)

「人生うまくいかないのは自分のせいではない!」んでしょうね。断じて。

おらはよくわからねえだ。

まあいいや。

そういう層からもこれはかなり支持されたんじゃないですか。

まあこのお話は実際、本当の母親ではないわけなんですけど、そのあたりについても「自分は本当はこんな家の娘ではなくて、王女様なんだ!」という幼児期によく妄想しがちな心理を無意識的に引きずっている人にアピールする材料にもなったことでしょう。

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映画自体の出来としては、そこそこでした。

ほんと、そこそこ。

そこそこ。

かろうじて・観れる・レベル。

つまり、無難。

だからこそ、おらみたいな神経質ではない通常の人間からは嫌われることなく、そこそこ好かれて、そこそこ評価されるわけですね!!

そんな無難な映画を見せられても、眠いです……。

 

長い髪の毛を武器などに活用するというアイデアは、コロンブスの卵でもなんでもなくて、だれだって利用してやろうとおもいつく程度の発想で、たいしたことはないです。やっぱりね、という冷めた感想しかありませんでした。

ただ「魔法が髪にこめられている」というアイデアはうまい処理のしかたですね。もともとの民話バージョンだと、娘の両親が勝手に魔女の畑から野菜をとって食ったから、その仕返しに連れ去られてしまったとかいう設定、だった気がします。それだと魔女がそんなに悪くなくなる。むしろ勝手に野菜を盗んだ「人間のほうが悪い」みたいになってしまいますので。

うまいこと改変したものです。というか、その処置を施さないと、観客にまず「感情移入」してもらえなくなってしまうから、そこはかなり大事な部分なんですね。一生懸命あたまを捻ったんだろうなあというスタッフの苦労がうかがえます。てか、苦労の跡が透けて見えます。ガンバッタネ!

あ、あれ……も、もしかして「永遠の若さ」とか、ま、まさか巷の「アンチエイジング」ぶーむ()から着想を得たんじゃないですよね……。

ナンテコッタイ。 

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あとはまあもう、定番展開。

抑圧からの開放。そして広い世界を知る。成長する。

それだけ。

それ以外とくに語ることがない物語なのでしかたないですけどね。

退屈なんです。

展開が見え見えすぎるんです。

セオリー通り。

まちがいはないんですが、

まるで「映画脚本の書き方」とかいうものを読んで、

ばっちりそのまま仕上げました! ってかんじなんです。

たしかに、まちがいではないんですがね……。

ひねりも意外性も驚きもサプライズもなにもない。

テレビ時代劇かよ!

はじめて観るのに、二回目のような錯覚がしてしまいました。

「子ども向けなんだからいーんだよ!」という声もきこえてきますが、そんなところで妥協していては、傑作映画は作れません!(べつにそのつもりはないのかもしれないけど……)

なんていうか、こまかいことをいえば、

キャラクター造形も、あざといしー。

ギャグはちょっと滑り気味。

脚本の練りも生ぬるい。

これじゃまるで、手癖で楽器を弾いているかのように作られた、新味のない映画です。

マーケティングのしすぎ、

想定している観客に媚びすぎ、

ということばかりやっていると「衰退」してしまいます。

まさにそれで衰退したのが、日本のテレビ業界なので……。

日本の出版業界もかなり、それやりすぎて危機的状況に陥って泥沼。蟻地獄の自転車操業から抜け出せなくてもがいているようですが。

そろそろこの「ピクサー路線」にも大胆な変革を取り入れないと、またしても時代に取り残されてしまいそうな気配がしてきたディズニー50周年映画でした。

このまま行ってしまうと、絵がきれいなだけで中身がぺらい宮崎駿映画みたいになっていってしまうのではないかと危惧しています。どうでもいいけど。

まあアメリカ映画は全世界を相手にあらゆるものを取り入れて作ってるから、そんなには心配ないですね!

この1冊ですべてわかる マーケティングの基本

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そういえばおとなしく待つだけのヒロインではなく、時には「戦うヒロイン」というパターンもこれといって新鮮ではないですね。

とっくの昔の大昔にタランティーノが脚本書いた「トゥルー・ロマンス」で、あからさまにやっていますし。ヒロインが悪党につかまって危機に陥るのですが、主人公の助けが来るのも待たず、自分の力が悪党どもをぶちのめすところは映画史に残る有名なシーンですよね。たぶん。

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 今ではそんなのあたりまえすぎる定番ヒロイン像ですよね。

逆に自分ではなんにもしない単なるお姫様ヒロインを探すほうが、今の映画だとかえって難しくなっている気がします。適当。

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

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それから「抑圧的な母親からの開放」というテーマが好みであれば、

「キャリー」なんかぴったりだと思います。

 とんでもない傑作です。

なんでリメイクなんてしちゃったんでしょうね。

オリジナルが完璧すぎるのでリメイク観てないです。

観るのが怖いです。がっかりしたくないんです。それなりに楽しめるとはおもいますが。海外の批評を見ると、「悪くはないが、ただたんにオリジナルをまんまなぞっただけだからダメだね」みたいな反応が多いようです。そう言われるとなおさら観る気なくしますよね。死ぬほどひまなときにでも観てみます。て、全然ちがう映画の話になってた。

まあいいや。

 

「長い髪の毛たらして魔女が男主人公を騙す」展開と、「涙が魔法となって男主人公を助ける」のはもともとの民話の原作通りだね。とさりげなくネタバレするといういやがらせwww でも有名な話だから問題ないよね! え、もしかして絵本とかで読んだことないの? 子どもの心を持った人なら、だれだって知ってるはずなんだけどな……。

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 ま、とりあえず、ラプンツェルは髪が短いほうが1000倍かわいいな!(唐突。しかも拾った画像)

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それにしてもこれだけバージョンあると、

どれ買っていいかわからん……。